お屋根ができる

2012-11-02

昨日ご紹介した変形性股関節症の患者さんは、レントゲン上、嬉しい異変が起きているそうです。

 

それは、「お屋根ができてきた」

 

ちょっと説明しましょう。

股関節というものは、そもそも、骨盤側の寛骨臼(かんこつきゅう)というくぼみに、大腿骨の丸い骨頭(大腿骨頭)がはまりこむ形になっています。(写真参照)

 

↑右股関節です。

 

↑大腿骨頭が寛骨臼にはまりこんで股関節となります。

 

そして変形性股関節症の方の多くは、寛骨臼のくぼみが浅い状態になっています。

これを「臼蓋形成不全」といいます。

 

【図1】

 

【図2】 

 

イメージ図で書くと、図1が臼蓋形成不全、図2が正常な股関節です。

図1のように寛骨臼のかぶりが浅い股関節は、負荷を受け止める面積が狭いため、痛みが出やすくなります。

 

で、前述の患者さんは、もともと臼蓋形成不全なのですが、ここ1年ぐらいで、図2のように少しずつではあるもののお屋根が外に張り出して、かぶりが深くなりつつあるというのです。

体の対応力はすごい!ということですね。

 

こういうことが起きるとは聞いてはいましたが、当院の患者さんでは初めてでした。

とはいえ、痛みが消えているわけではありません。

ただ、お医者さんがおっしゃるには、もう少しお屋根がしっかりしてくると痛みが変わってくる可能性はある、とのことです。

私も楽しみにしています。

 

 

カテゴリー: 各種症状について

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