むちうち後の頭痛/バレリュー症候群

2012-11-09

追突事故や落下事故などでむちうち症となり、その後長期にわたって、頭痛、目まい、吐き気といった症状に悩まされるケースがあります。これは「バレリュー症候群」と呼ばれるもので、病院での検査では特に異状が認めらない、いわゆる「不定愁訴」を主訴とするのがその特徴です。 

むちうち症では、検査で異常が認められないものの、筋肉や靭帯に微細な損傷が起きています。そのため交感神経が過緊張の状態となり、頸部の筋肉群が硬直してきます。その結果、筋肉の硬結(トリガーポイント)が形成され、これが慢性的な頭痛の原因になっていると思われます。

むちうちによる筋肉・靭帯の損傷 → 交感神経が過緊張 → 筋肉の硬直  → トリガーポイントの形成 → 痛みの慢性化

最近もこのようなケースから「左後頭部の頭痛」に悩む方が来院されました。病院で温熱療法や薬物療法を受けていたのですがいっこうに改善しないため、当院を訪ねて来られたのです。触ってみると、後頭骨下縁(左側)の後頸筋群にトリガーポイントが認められました。時間をかけて丁寧にほぐしたところ、数か月続いた頭痛がピタリと止まりました。以来、痛みは出ていないとのことです。

後頭部には大後頭神経という神経が下から上に向かって這うようにのびているのですが、後頸筋群の緊張がこの神経に炎症を引き起こしたため頭痛が生じていたと思われます。

このようにむち打ち症後の慢性的な頭痛には、後頸筋群のトリガーポイントが関係している可能性が高いのです。同様の症状でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

※トリガーポイントについてはこちらのページもご参照ください→「トリガーポイントについて」

「トリガーポイントについて」

※もりたカイロプラクティックへのお問い合わせはこちらから→「もりたカイロプラクティックお問い合わせ」

カテゴリー: 各種症状について

コメントを書く







コメント内容


Copyright(c) 2012 moritachiropractic.com All Rights Reserved.