ぎっくり腰になったら冷やす?それとも温める?

2013-01-21

ぎっくり腰で立てないほどの痛みのときは、とにかく「楽な体勢で横になっておくこと」と前回の記事に書きました。

>「ぎっくり腰で立てないときはどうすればいい?」

ちなみにここでいう「立てないほどの痛み」というのは、トイレにも這って行かなければならない、あるいはかろうじて立つことができても歩行がかなり困難、というレベルを意味しています。

さて、ぎっくり腰でよく受ける質問が、「冷やしたほうがいいんですか?温めたほうがいいんですか?」というものです。今回はこの点について書いてみます。

冷やすべきか温めるべきか?

実はこの点については諸説あります。つまり、組織が損傷して炎症が起きているのだから冷やすべきだという意見と、いや温めたほうが治りが早いぞ、という意見の両方があるのです。これは、損傷や痛みの度合いによって異なってくると言うべきものかもしれません。

ただ、原則としては、やはり「冷やすべき」だと私は考えます。まずは炎症を抑えるということです。ズキズキと疼いていたり、腫れていたり、熱感がある、などというのは炎症が起きている証拠です。冷やして炎症を抑えることにつとめましょう。

冷やし方は?

冷やす方法は冷湿布よりもアイシング、つまり氷を当てるやり方のほうが有効です。野球のピッチャーも試合後に肩周りをアイシングしていますよね。組織の炎症を素早く抑えるには一番良い方法です。冷湿布は冷たい感じがあるだけで、強い炎症を抑えるほどの効果はありません。

とはいえ一般の方はスポーツ選手のような専門的な方法はとれないでしょうから、お家の氷を使えば十分です。

  • 氷を細かく砕いてビニール袋に入れ、タオルなどで覆って患部に当てる
  • 発熱時に使う「アイス〇ン」などでもOK
  • 10~20分当てたら20分外し、また10~20分当てる、を繰り返す

どれくらいの期間冷やす?

冷やし方は上記のように10~20分間隔で行なえばよいのですが、これも一日中行なうのは無理があります。1~2時間冷やしたら少し休んで、また1~2時間という感じでよいと思います。

就寝時には冷湿布を貼って心地良く眠りやすくするのも良い方法です。

この冷却はせいぜい二日間ぐらいで終わらせましょう。ぎっくり腰では、通常2日目あたりに痛みのピークがきて、徐々に落ち着いてきます。ある程度炎症が治まっているのにさらに冷却し続けると、今度は血流が悪くなり、かえって治りが遅くなります。よほど強い痛みが持続していれば別ですが、長くても三日間程度冷やせば十分だと思います。

ぎっくり腰シリーズ、もう少し続けます。


<今日のポイント>

  • 強い痛みはまず炎症を抑えるために冷やしましょう
  • 冷湿布ではなく氷を使って
  • 10~20分の間隔でオン・オフを繰り返す
  • 長くても三日まで
カテゴリー: 各種症状について

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