股関節痛3つの要因

2013-04-02

もりたカイロプラクティックには股関節痛の方がたくさん来られます。股関節痛についても、少しずつ書いて行きたいと思います。

股関節痛の3つの要因

当院に股関節痛で来院される方は、大きく次の3つのタイプに分けられます。

  1. 股関節の捻挫
  2. 変形性股関節症
  3. 筋筋膜性疼痛症候群

1.股関節の捻挫

スポーツなどによる事故・転倒、無理なストレッチや体操、さらには本人も気づかないほどの生活上での動きの中で、一時的に股関節を損傷してしまったケースです。 関節周囲の靭帯や関節包、筋肉や腱といった「軟部組織」を傷めています。このような軟部組織の損傷を、一般に「捻挫」といいます。このケースは、痛みは強いものの、レントゲン上、骨には異常が認められません。

ある動きで傷めた場合で、関節の動きや可動域はもともと問題がなく、レントゲン上でも異常が認められないようなときは、「股関節の捻挫」の可能性が高いといえます。

2.変形性股関節症

レントゲン上、股関節の骨に変形が認められるケースで、「変形性股関節症」という診断が下されます。変形の度合によって、前股関節症、初期股関節症、進行期股関節症、末期股関節症などに分けられます。大腿骨頭部には異常がなくても、骨盤側の「屋根が浅い」場合には、「臼蓋形成不全」と診断されます。

変形により軟骨の一部に負荷がかかり続け、結果として軟骨がすり減って炎症が起き、痛みを生じます。

3.筋筋膜性疼痛症候群

筋肉及び筋膜(筋肉を覆う丈夫な膜)にトリガーポイントとよばれるしこりができ、痛みを生じる症状を「筋筋膜性疼痛症候群」といいます。「筋肉からくる痛み」と考えていただくとよいでしょう。トリガーポイントはレントゲン等の画像診断ではわかりませんので、この問題はしばしば見落とされがちです。しかし当院の施術でもっとも重視するのはこの「筋筋膜性疼痛症候群」による股関節痛です。特に殿部や大腿部の痛みは、筋肉からくる場合が多いといえます。

3つの複合型とは?

変形性股関節症の場合、軟骨の磨耗による炎症と、股関節の捻挫、さらには筋筋膜性疼痛症候群の3つの要因すべてが混合して痛むと考えられます。

変形性股関節症では、痛みが慢性化していることが多く、関節周囲の軟部組織も硬くなっています。そのため、股関節の捻挫も起こしやすくなっています。「歩こうとしたらグキッとなって痛めた」というような場合がそれです。

また痛みが慢性化することで、周囲の筋肉も緊張し、硬くなります。関節の変形を補うために筋肉に負担がかかることも、筋肉の硬化の原因となります。筋肉が硬くなるとトリガーポイントが形成され、筋肉からの痛みが生じます。

(このシリーズ、順次書き加えていきます)

カテゴリー: 各種症状について

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