「こってるうちに入らない」と言われる人でも肩こりはある

2013-08-01

「人に押してもらうと、『こんなのこってるうちに入らないよ』と言われるんです」とおっしゃる方がけっこうおられます。本人は肩こりに悩んでいるのにです。

どうも肩こり界(というのがあるかどうか知りませんが)では、「どうだ私はこんなにガチガチなんだぞ」と堂々と言えるほうが位が高いようです。上記のような人はひよっこ扱いです。

このような人は、本当にこっていないのでしょうか。そんなことはありません。しっかり肩こりがあるのです。

■人によって異なる筋肉の質

人にはそれぞれに生まれもった「筋肉の質」というのがあります。生まれつき硬めの人と、生まれつき軟らかめの人がいるということです。

赤ちゃんだって、ぷよぷよの赤ちゃんばかりではありません。ミシッとした感じの、いわゆる「固太り」の赤ちゃんもいます。生まれつき筋肉が硬いか軟らかいかには、かなりの個人差があります。

■軟らかい人でもこる

冒頭のようなことを言われてしまう人は、筋肉の質が軟らかい人です。このような人の肩を素人さんが触った場合、「なんだ、軟らかいじゃん」と感じます。当然、こっている部分を的確に押してもらうことはできません。

逆に、筋肉の質が硬い人の場合は、本人はさほど肩こりを感じていなくても、「ガチガチだね」と驚かれたりします。

生まれつき筋肉が軟らかい人でも、肩こりになります。もともと軟らかいからこりにくい、ということはありません。(ケガをしにくいとは言えるでしょう)

プロの施術家なら、軟らかい筋肉の深部に頑固なこりを見つけることができます。そこに押圧を加えると、患者さんは、「やっとわかってくれた」という空気を醸し出します。

■見分けるには経験が必要

触れた筋肉がこっているのか、こっていないのかを、判別するにはある程度の経験が必要です。私自身も、いまでこそ一発で探り当てますが、駆け出しの頃は何がこりなのかさっぱりわからず、ただマニュアル通りの場所を押していたにすぎませんでした。

案外確かなのが美容師さんです。彼らは毎日何人もの人の肩を触っています。こっている、こっていないの比較の対象を、指が無数に覚えています。美容師さんの判断はけっこう正確です。

「こってるうちに入らない」と言われて、誰にも理解してもらえないと落ち込まないでください。あなたが肩こりに悩んでいるなら、間違いなく頑固なこりがあります。それを的確に見つけてくれる施術家を探すことをおすすめします。

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