中高生のねこ背、通学カバンも要注意。

2013-10-18

先日、スマホの使用が中高生の「ねこ背」を引き起こしているという記事を書きました。(→中高生、スマホによる「ねこ背」にご注意を。

「ねこ背」の中でも、頭が肩より前に突っ込む「首ねこ背」が多く見られます。この「首ねこ背」になる原因として、スマホのほかにもう一つ挙げなければいけないのが「通学カバン」です。

びっくりするほど重い中高生のカバン

最近の中高生のカバンは、勉強道具のほとんど全部を持ち帰るために、大人がびっくりするほど重くなっています。これを、片手で提げたり、肩掛けにすると、体の左右の歪みにつながります。そこで、歪みを気にするからか、3wayタイプのカバンをリュック式に背負います。

3wayタイプも、リュック式に背負うことも、それ自体は良いのです。ところが、背負い方が悪いと「首ねこ背」になってしまいます。(※「3way」とは、提げる、掛ける、背負うの3通りという意味)

悪い背負い方

悪い背負い方の想像は簡単につきますね。

  • カバンがお尻のほうに落ちてしまっている
  • それを体でグイッと前に引き上げようとする
  • その結果、頭が突っ込む形になる

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カバンで後ろに引っ張られるのに対し、体の重心を前に出すことで均衡を取っているわけです。カバンはかなりの重量ですので、この引き合いは相当の力になります。その状態で毎日数十分も歩いたら、「首ねこ背」が定着するのは不思議ではありません。

いつも書いているとおり、中高生の背骨ははり金のようなものです。軟らかさゆえに簡単に歪みが生じます。

ポイントはショルダーベルトの長さ

カバンが腰ではなく「肩甲骨の位置」にくるのが正しい背負い方です。こうすると重心が上にきます。体の負担が軽減されるので、頭を突っ込ませる必要はなくなります。

登山のパッキングの原則は、「重いものは上、軽いものは下」です。重心が上にくるほうが体は楽ということです。

カバンを肩甲骨の位置に持ってくるためには、ショルダーベルトをしっかり締める(短くする)必要があります。肩がきつくない程度で構いませんから、できるだけ短くしましょう。胸で留めるチェストベルトがあれば使用しましょう。安定性が高まります。

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学校・保護者・メーカーで指導を

保護者の方はもちろんのこと、学校関係者や、カバンメーカーも、カバンのせいで中高生の姿勢が悪くならないよう注意すべきです。特にメーカーにはぜひ、正しい姿勢で背負うための冊子を付けてもらいたいものです。

こちらの記事も参考にしてみてください。→「中高生、スマホねこ背対策」

コメント2件

  • Cue | 2013.10.19 11:06

    うちの娘にも言うのですが…
    おかげさまで、最近、
    言う事を聴くようになりました。

  • 院長もりた | 2013.10.19 13:41

    姿勢は早いうちに良い癖をつけることが大切ですね。
    とにかく一日何度も思い出して直すこと。
    お伝えください!

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