【ウォーキング講座10】靴の正しい履き方(その2)

2013-11-15

靴の正しい履き方、ポイントは3つでした。

  1. 踵を合わせる
  2. つま先側から紐をしっかり締める
  3. 結び目のところは締め付けすぎない

今回は、「2.つま先側から紐をしっかり締める」についてご説明します。

つま先側から締める2つの意味

「紐をしっかり締めてくださいね」というと、ほとんどの人が蝶結びの部分を締めようとします。そうではありません。「つま先側から」しっかり締めるということです。つま先側から締めることには、2つの意味があります。

  • 足を靴の中で固定する
  • 中足骨を束ねて「横アーチ」をつくる

足を靴の中で固定する

これは、前回の「踵を合わせて履く」ことと関連します。足を靴に入れて「踵トン」で合わせたら(わからない人は前回を参照してください)、そこから足が靴の中で前方移動しないように紐で固定するのです。

試し履きでなぜ大きすぎる靴を選んでしまうのか?

それは、ジャストサイズの靴をきちんと紐を締めずに履くと、靴の中で足が前方に移動し、その結果つま先がきゅうくつに感じるからです。この履き方でつま先が詰まらないためには、実測よりも大きい靴を履く必要があるというわけです。たいていの方が、そのようにして大きすぎる靴を「ぴったり」と勘違いして買っています。

踵を合わせた位置から、足を前方移動させないためには、つま先側から紐を締め、足の甲でピタッと固定することが大切なのです。このように履けば、実測と同じサイズの靴を履いてもきつくはありません。

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中足骨を束ねて「横アーチ」をつくる

足裏には3つのアーチがあることは、よく知られていますね。横アーチが1本、縦アーチが内と外にそれぞれ1本です。これらのアーチがクッション機能を発揮してくれるおかげで、足が疲れにくくなっています。

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横アーチは、5本の中足骨で構成されます。つま先側から紐を結ぶことで、5本の中足骨をキュッと束ねて横アーチを支えてあげるのです。

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中足骨が開いて、横アーチが失われた状態を「開張足」といいます。これが外反母趾扁平足のもととなり、疲労しやすい足を生み出します。大きすぎる靴を履いていたり、紐をつま先側から締める習慣がない人ほど、そうなります。

つま先側から3つ目まではしっかり締める

具体的には、つま先側から3つ目の穴まではキュッとしっかり目に結ぶのがコツです。ここで足を固定し、かつ、中足骨の横アーチを作ります。

このように締めても、足指の動きは制限されません。むしろ指先のゆとりが確保され、よく動くことがわかるはずです。

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次回は、「足首に近い部分をどう締めるか」について書きます。

カテゴリー: 健康法

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