【ウォーキング講座11】靴の正しい履き方(その3)

2013-11-18

靴に関しては今回がラストです。靴の正しい履き方のポイントは3つ。

  1. 踵を合わせる
  2. つま先側から紐をしっかり締める
  3. 結び目のところは締め付けすぎない

今回は、「3.結び目のところは締め付けすぎない」についてご説明します。

足首近くは軽めに締める

前回までで、1.まず踵を合わせ、2.つま先側から(特に3つ目まで)しっかり締める、というところまでできました。あとは紐を結ぶだけですが、ここもポイントです。

多くの人は、「紐をしっかり結んでください」というと、この結び目の部分だけをギッチリ締めようとします。そうではなく、「しっかり結ぶ」のはむしろつま先側です。

もちろん結び目自体は、ほどけないようにしっかり締めなければいけません。ポイントは、結ぶ直前の締め方です。蝶結びの第一段階で一度紐を交差しますが、ここでギュッと締めてはいけません。ここは、ゆるゆるにならない程度に軽く留めておくというくらいの感覚で締めましょう。

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2つの理由

足首近くを締め付けないようにする理由は2つあります。

  • 足背動脈を圧迫しない
  • 足首の可動性を確保する

足背動脈を圧迫しない

足首には「足背動脈」という血管があります。足首近くでギュッと締め付けると、この動脈を圧迫してしまうのです。足背動脈は、自分でも触れることができます。足首を手前にグイッと曲げたときに、親指にかけて浮き出る腱のすぐ小指側を辿ると、脈に触れます。

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足首の可動性を確保する

つま先側がゆるいままで足首のところだけを締め付けると、余計に足首が圧迫されますし、動きも制限されます。「しっかり締めると痛い」という方は、そのような締め方をしています。

紐の結び方は、「つま先側はしっかり、足首近くは軽めに」が、うまく結ぶコツです。

スパイクを履く感覚で

ここまで3回にわたって靴の正しい履き方を取り上げました。それほどまでに靴は大切です。どんなに良い靴でも、正しく履かなければその機能を十分に生かすことはできません。腰痛サポーターをゆるく締めても意味がないのと同じです。

スポーツ選手はスパイクを入念に結んで履きます。そうしなければ十分なパフォーマンスを発揮できないとわかっているからです。皆さんにも、その感覚を普段から習慣付けていただきたいと思います。

靴をきちんと履き始めた人は、いい加減な履き方をすると気持ち悪く感じます。そうなればしめたものです。たかがウォーキングと考えずに、気持ち良い足もとで歩き始めましょう。

カテゴリー: 健康法

コメント6件

  • Cue | 2013.11.18 19:29

    このシリーズ、とっても分かり易かったです。
    シューズメーカーは、ホームページをつくるときに
    この内容をお手本にしてほしいですね!

  • 院長もりた | 2013.11.19 8:32

    Cue様
    身に余るお言葉、ありがとうございます。いざ文章で説明しようとすると、なかなか難しいものですね。言葉足らずだったり、補足が必要なところも多々あるように感じています。
    メーカーでも意外にこういう基本的なことを出していませんね。

  • Cue | 2013.11.19 11:16

    いやぁ〜、森田院長が靴屋じゃなくて良かった f^_^;

  • 院長もりた | 2013.11.19 13:06

    靴屋さんになるかもしれませんよ~!

  • Cue | 2013.11.20 10:22

    その前に(笑)…cueのブログで紹介させてくださいね!

  • 院長もりた | 2013.11.20 13:59

    Cue様
    ぜひぜひ~!

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