【ウォーキング講座15】きれいに歩くために肩甲骨をやわらかく使おう

2013-12-09

今回は4つのポイントの最後「肩甲骨をやわらかく使う」についてです。

肩甲骨をやわらかく使うといっても、肩甲骨そのものは文字どおり「骨」ですから硬いに決まっています。肩甲骨をやわらかく使うとは、肩甲骨を大きく動かすことです。

肩甲骨を使うことでストライドが広がる

歩くとき、肩甲骨を大きく動かすと、自然にストライドが広がります。以前、「骨盤の前傾が推進力を生む」と書きましたが、肩甲骨を動かすこともまた推進力を生み出します。推進力が出ることで、おのずとストライドが広がります。

肩甲骨は背中に付いてない

多くの人は意識していませんが、実は、肩甲骨は背中にくっついていません

肩甲骨は背中の左右に位置する三角板のような骨です。この三角板は、肋骨で覆われた「胸郭」というカゴの背中側にペタッと置かれているだけです。背中に付いているわけではありません。

肩甲骨は、背中で上に回ったり外に回ったりとあちこちに滑り動きます。解剖学的には6つの動きがあります。(下図)

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ちなみに、肩甲骨は「鎖骨」を介して体につながっています。背中にはくっついていないのです。

肩甲骨をやわらかく使うポイント1「腕は後ろに引く」

肩甲骨をやわらかく使うということは、肩甲骨の背中での滑り具合を良くすることです。そのために意識したいポイントは、「腕を後ろに引く」こと。

「腕を大きく振って」というと、皆さん、前方に大きく振り上げます。これは幼児の歩き方です。カッコイイ大人の歩きでは、腕は後ろに引きます。

前方への腕振りは、「肘から先」が出る程度にします。後方へは、伸びやかに肩甲骨を意識しながらグイッと引きます。ちょっと大げさかなと思うくらい引いてちょうどいいです。

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肩甲骨をやわらかく使うポイント2「胸鎖関節を動かす」

もうひとつのポイントは、「胸鎖関節をしっかり動かす」ことです。これはポイント1とも関係しています。さきほど、肩甲骨は「鎖骨」を介して体につながると説明しました。このつながっているところが「胸鎖関節」で、「胸骨」と「鎖骨」の関節です。

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鎖骨に触れて喉もと近くまで辿っていくと、ボコッと飛び出た鎖骨の端に触れることができます。ここが胸鎖関節です。反対側の手で軽く触れながら腕を大きく振ると、よく動くのがわかるはずです。「腕はここから始まる」とイメージして、胸鎖関節をしっかり動かして歩きましょう。それだけで、グングン、ストライドが伸びてきますよ。

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