脚が上がらない・開きにくいなら「大腿筋膜張筋」にアプローチ

2014-02-28

突然ですが、「大腿筋膜張筋」という筋肉をご存知でしょうか。「だいたいきんまくちょうきん」と読みます。長いのでダイタイ覚えられればいいです。(また言ってしまった)

大きさもさほど大きくなく、そのせいかあまり有名でもないのですが、臨床上けっこう重要な筋肉です。

この筋肉が硬直してくると、

  • 脚のつけ根が痛む(股関節痛)
  • 脚が上がりにくい
  • 脚が開きにくい
  • 大腿(もも)の外側が痛む
  • 膝の外側が痛む

といった症状が出てきます。ほかにも、骨盤が前傾している「反り腰」姿勢の人もこの筋肉が硬くなっています。

大腿筋膜張筋の解剖学

大腿筋膜張筋は、その名のとおり「大腿にある筋膜を張る筋肉」で、ズボンの前ポケット辺りに位置しています。

骨盤の「腸骨稜」と呼ばれる部分の前部から始まり、大腿外側にびしっと張っている「腸脛(ちょうけい)靭帯」にとまります。

働きは、

  • 大腿筋膜を緊張させる
  • 股関節の屈曲(曲げる)、外転(開く)、内旋(内にひねる)

です。

腸脛靭帯は大腿の外側にある強力な筋膜で、ランナーに多い「腸脛靭帯炎」という名前でよく知られています。

daitaikinmaku

プロの手に頼んだほうが早い

大腿筋膜張筋は、自分でテニスボールなどを使ってほぐしたりすることもできますが、ちょっと難しいかもしれません。症状が強い人の場合は、専門家の手に任せたほうが早いでしょう。

私は、股関節や大腿外側に問題を抱えている人の場合には、必ず大腿筋膜張筋の施術に時間をかけます。おもに押圧法によりほぐします。「そこそこ!そこを押して欲しかった」という反応をされる方が多いです。

筋肉の緊張が緩むと、脚がすっと上がったり、開いたりするので驚かれます。(すべての人がすぐにそのようになるのではありませんが)

脚が上がりにくい、開きにくいといった症状にお悩みの方は、ぜひ大腿筋膜張筋を上手にほぐせる施術家を探してみてください。

 

 

カテゴリー: 各種症状について

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