軟骨を保つために関節を動かすのが大切な理由(1)

2014-03-05

「軟骨再生」、これは現代医学の大きな課題です。徐々にいろんな研究が進んではいるものの、治療として広く普及するにはまだまだ時間がかかりそうです。

したがって大切なのは軟骨をできるだけ健康に保つことです。こういうと、「サプリメントの話?」と思われるかもしれませんがそうではありません。お金をかけずにできる簡単な方法があるのです。

軟骨を保つためには関節をよく動かす

その方法とは「関節をよく動かす」ということ。え、そんなことで?と言いたくなるくらい単純な答えですね。

ここでのキーワードは2つ。「軟骨」「滑液(かつえき)」です。ご説明しましょう。

関節の基本的な構造を理解しよう

下図に関節の基本的な構造を示しました。

joint

関節は骨と骨の連結部分です。骨同士が接しているのではなく、図のように「軟骨」を介して接しています。フライドチキンなどでコリコリッとおいしいあの部分です。

関節は「関節包」という組織で覆われ、さらに「靭帯」という補強バンドでつなぎとめられます。(実際には図のようにすっきり分かれているわけではなく、複雑に交じり合っています)

関節包の内部に満ちているのが「滑液」です。

滑液の重要な2つの役割

滑液には重要な役割が2つあります。

  1. 関節の潤滑液
  2. 軟骨の栄養源

1.について

滑液のひとつ目の役割は、「関節の潤滑液」です。機械でも油を注さないと動きが悪くなるし、早く傷みます。関節も同様です。滑液が枯渇してしまうと、関節の動きが悪くなり、軟骨が早く傷んでしまいます。

実は、滑液は関節が動くことによって関節包内に滲み出る仕組みになっています。

ですから、関節が動かなければ滑液が枯渇することになります。逆に、関節を動かすと滑液が供給されるので、関節の動きも良くなり、軟骨も健康に保たれます。

軟骨を保つために関節を動かすことが大切である理由の一つがこれです。(次回につづく)

 

カテゴリー: 健康法

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