股関節痛とスネの痛みはセットになりやすい(その2)

2014-04-24

股関節痛を持つ人は、しばしばスネの痛みも併発します。その理由の一つが歩き方にある、つまり足首を背屈させたまま歩く「ベタ足歩き」にある、というのが前回の内容でした。

正常歩行との違い

正常な歩行は、踵からついてつま先から離れます。つま先から離れることで、足首が伸び、スネの筋肉は緩みます。

ところがベタ足歩きでは、足裏全体をついて足裏全体で離れます。これだと足首は背屈したままで、スネの筋肉が収縮して緊張しっぱなしになります。

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膝下の力を抜く練習をしよう

したがって、つま先から離れる正常歩行に近い歩き方をすることが大切になります。

歩行練習の際、「踵からつく」ことを意識する人は多いでしょうが、「つま先から離れる」ことを意識する人は少ないのではないでしょうか。しかし、これまで書いてきたことからもわかるように、スネの痛み対策としてはむしろ「つま先から離れる」ことを重視する必要があります。

コツは足が地面から離れるときに膝から下の力をできるだけ抜くことです。スネやふくらはぎの力を抜くのです。これには練習が必要です。室内でゆっくり焦らずに練習しましょう。

つま先を少し引きずるような感覚で行なうとやりやすいでしょう。当院でもやってみてもらいますが、なかなか好評です。

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膝から下の力がうまく抜けるようになると、足首がすっと伸びた歩き方ができてきます。そうなればスネの筋肉も疲労しにくくなるはずです。焦らずにゆっくり繰り返し練習してみてください。

次回は、スネの痛みにつながる歩き方以外の原因について書く予定です。

カテゴリー: 各種症状について

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