抱っこひもはお母さんの姿勢も気をつけて

2014-07-31

最近は、赤ちゃんを抱っこする道具として「抱っこひも」が一般的になりました。抱っこひもを使うとき、赤ちゃんの姿勢に気をつける人は多くても、自分の姿勢に注意する人は少ないのではないでしょうか。

今回は、抱っこひもを使うお母さん(お父さん)に気をつけてもらいたい「姿勢のお話」です。

先日見かけたあるお母さんの姿

先日、当院の前を、抱っこひもで赤ちゃんを抱っこしたお母さんが歩いて通られました。その姿勢が気になりました。

絵にするとこんな感じです↓(球場の売り子さんみたいになってしまいましたが、、)

dakkohimo

ひと目でわかるように、体が反り返ってお腹と骨盤が前に張り出し、背中と肩は大きく後方にきています。

このような抱き方を続けると、骨盤(お腹)が前方に張り出す姿勢が癖づきます。すると、姿勢が崩れたり、腰痛を引き起こしたりしかねません。

抱っこひもの紐を調節

上図の姿勢になってしまう原因は、抱っこひもの紐の長さが長すぎることです。紐が長いために、赤ちゃんの位置が下にきてしまいます。そうなると、余計に体を反らせて抱っこせざるをえません。

抱っこひもで抱っこするときの赤ちゃんの位置は、赤ちゃんのお尻がお母さんのおへそ付近に来るのが理想です。この位置が一番安定します。これより下がれば下がるほど、腰に負担がかかります。

姿勢を崩さないための体幹トレ

姿勢が崩れている人は、たいてい肩に対して骨盤が前方に出ています。特に、女性は腹筋が弱いうえに、妊娠や産後の抱っこなどでこの姿勢が定着しやすいといえるでしょう。

ただ、完全に真っ直ぐな姿勢で抱っこするというのは不可能に近いです。大切なことは、それを補う体操をしておくことです。

私がおすすめするのは、「フロントブリッジ」という体幹トレーニング。

  1. 両肘を突いて腹ばいになります。
  2. お腹に力を入れて持ち上げ(頭から足まで真っ直ぐにすること)、5秒キープします。
  3. これを3セット繰り返します。

frontbridge

2.のときに、お尻が上がりすぎたり、逆に下がりすぎたりしないよう、真っ直ぐに保つようにしてください。思ったよりキツイでしょう。簡単になってきたら、5秒を7秒に伸ばしたり、5セットに増やしたりしてみてください。

ところで、上の図を立てに見て考えてみてください。前方に張り出した骨盤を、肩と同じ位置に戻していることがわかるでしょう。これは、特に「腹横筋」というインナーマッスルを使っています。良い姿勢を保つために重要な筋肉です。

この体操は、お腹引き締めやヒップアップ効果もあるエクササイズです。気になる人は、1日1回でいいですから、ぜひやってみてください。

繰り返しますが、抱っこひもの紐の長さを調節してくださいね。「赤ちゃんのお尻がおへその位置」ですよ!

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