水中ウォーキングについて(2)「ストレスになるなら逆効果」

2014-09-16

前回は、水中ウォーキングの効果について書きました。「関節に負荷をかけずに動かせて、柔軟性を高めることができる」というのが最大のメリットということでした。(参照→水中ウォーキングについて(1)

ほかにも、ストレス発散になったり、いっしょに歩く仲間ができて楽しいことなども、メリットとして挙げられます。ところが、それとは逆に、水中ウォーキングに行くことをストレスに感じてしまう人も少なくないようです。

やらねばならないというストレスが痛みにつながる

股関節や膝関節に痛みを抱えている人は、病院で「筋肉を鍛えなさい」「水中ウォーキングをしなさい」という指導をしばしば受けます。これを、「水中ウォーキングをしなければ治らない」というニュアンスで受け取って、ストレスになってしまうことがあります。

こういう人は、まず、「行かなければならない」というところでストレスを感じます。

次に、ちょっとでもサボると、「良くならないのはサボっているせいだ」と自分を責めて、さらにストレスとなります。

実は、このようなストレスが痛みを増発させるのです。

行かなきゃいけないな、面倒だな → またサボってしまった、痛いのはサボったからだな → ストレスが蓄積 → 痛みが増大

この悪循環に陥っている人がなんと多いことでしょう。

無理して行くのはやめよう

私が常々強調していることは、「ストレスは一般に考えられているよりも、はるかに痛みにつながっている」ということです。そして、いま述べたように、良かれと思って行なっていることがかえってストレスになり、余計な痛みにつながっているということがあるのです。

ですから、水中ウォーキングについて相談を受けたときに、私は次のようにお答えします。

「水中ウォーキングをすることで楽になると感じたり、行くことじたいが楽しいなら、無理のない範囲でされると良いですよ。

しかし、楽しいとも思えず、行きたくもないのに無理やり行くとするなら、しなくてもいいと思います」

こうお話すると、ほっとした表情になる方が多いようです。それだけプレッシャーになっているんですね。

水中ウォーキングの1番のメリットは、関節に負荷をかけずに動かせることでした。そういうことであれば、以前こちらでご紹介したバランスボールをつかったエクササイズでも、十分行えます。

とはいえ、「やっぱりやらないといけないんじゃないか、やめるのは不安」という方もおられます。その場合も、「無理のない範囲で」行なうことが大切です。次回は、その点について書いてみます。

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