頭としっぽを意識して美しい立ち姿に。

2014-11-11

何も意識しないで“自然に”立つと、ほとんどの人は「頭突っ込み姿勢」になっています。ねこ背は進み、首や肩がこりやすくなるだけでなく、見た目にも美しいとはいえません。

どこを意識すれば改善するか、ということをお話ししましょう。

頭の理想の位置はどこか

「頭突っ込み姿勢」とは、具体的にいうと、耳が肩から真上に引いたラインよりも前方に位置している姿勢です。

耳の穴が肩の真上にくるのが正しい位置です。

人間の頭部は約5㎏の重さがあります。5キロの鉄アレイと考えると、かなりの重さであることがわかるでしょう。その重さを、首や背中の筋肉が後ろから支えています。

頭が前方にいけばいくほど、後ろで支える筋肉の負担が増します。

しかし、頭を支えるのは筋肉だけではありません。体の支柱である「背骨」も支えてくれています。耳が肩の真上にきているときは、背骨が頭を下から支えることができ、筋肉の負担が減ります。

頭を後ろに引くためには「しっぽ」を意識せよ

では、頭を後ろに引いて背骨で支えられる美しい姿勢を作るにはどうすればよいのでしょうか。

コツは、「頭(後頭部)」と「しっぽ」を意識すること。

しっぽなんか無いよという人、いえいえ、人間にはちゃんと「尾骨(尾てい骨)」というしっぽがあるでしょう。これを意識するんです。ご一緒にやってみましょう。

【頭としっぽを意識する簡単な方法】

  1. 自然に立って、頭は上に、足は下に伸びるようなイメージで良い姿勢を作ります。頭と足で綱引きするような感じです。
  2. 右手のひらを後頭部に、左手の甲を尾骨に当てます。
  3. 弓の両端がグーッと引かれるようなイメージで、手を当てている頭と尾骨を少し後方に引きます。後頭部を尾骨の真上にもってくる感じです。
  4. あとは、そのイメージを継続するだけ。

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簡単でしょう?これはイスに座っていても同じことです。デスクワークの人も、座ったままやってみてください。

シェイプアップにもなります

「頭」と「しっぽ」を意識して姿勢をとる、つまり後頭部を尾骨の真上にもってくると、背筋をかなり使うことが実感できると思います。「きつい」と感じる人ほど、日ごろ背中の筋肉をしっかり使えていないということです。

初めはきつく感じるかもしれませんが、一日に何度も意識していくうちに、筋力がついてきます。良い姿勢に必要な筋肉をきちんと使っていけば、体のシェイプアップにもつながります。

ところで、「頭」と「しっぽ」を意識すると、首も伸びますよ。次回はその点についてご説明します。

カテゴリー: 姿勢・体の歪み
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