元気で長生きの秘訣は「キョウヨウ」と「キョウイク」

2014-11-22

『100歳になっても脳を元気に動かす習慣術』(多湖輝/日文新書)

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元気に長生きする秘訣は「キョウヨウ」と「キョウイク」である・・・って聞いたことありませんか?

「なるほどぉ、たしかに教養と教育のある人というのは、頭が達者でいつまでも元気・・・」という話ではありません。

ここでいう「キョウヨウ」と「キョウイク」とは、「今日、用がある」ことと、「今日、行くところがある」ということなのです。

実によくできた言葉ですね。新聞などでも取り上げられ一躍有名になったこの言葉、モトとなったと言われるのがこの本です。

著者は、『頭の体操』など多数の著書で知られ、90歳近いいまもご活躍中の多湖輝先生

「脳を元気に動かす習慣術」とあるように、いつまでも若々しく生きるためには、脳を上手に刺激することが大切ということです。
そのちょっとした秘訣についていろんな角度から書いてあります。ユーモアたっぷりで、目次を見ているだけで楽しいです。

<論語の「君子の交わり淡きこと水の如し」のあとには「小人の交わりは甘きこと醴(れい・あまざけ)の如し」と続きます。
簡単に言えば、物事をよくわきまえた人の交際は水のようにさっぱりとしていて、しかも友情は永く変わることはない。徳のないつまらない人はまるで甘酒のようにベタベタとした関係を好み、一見とっつきやすいようだが利益関係が崩れれば長続きせず破綻を招きやすいということです。
(中略)
この人間関係の極意は年齢に関係ないところもありますが、年を取ってからの付き合いは、断然「淡きこと水の如し」というスタイルでいいと私は思っています。
深く付き合いたい人、そこそこの付き合いで済ませたい人、などと区別をせずに、すべての人とある程度の距離を置いた付き合い方をするのです。
できるだけシンプルに、「すべては水の流れの如く」落ち着くべきところへ自然に落ち着くのが人付き合いであり、ひいては人生なのです。>(123-124頁)

いつまでも若々しい人は、好奇心やチャレンジ精神に富み、ユーモアがあり、明るいです。本書は、ある程度の年齢の方にはもちろんのこと、年を取ってきた両親へのプレゼントとしても素敵な本だと思います。

カテゴリー: 健康法, 書評
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