素敵な本です。『小さなことの積み重ね-98歳現役医師の“元気に長生き”の秘訣-』

2015-10-22

『小さなことの積み重ね 98歳現役医師の“元気に長生き”の秘訣』(高橋幸枝/マガジンハウス)

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著者は、「98歳現役医師」としていまも診療に当っている高橋幸枝先生。
その元気の秘訣が飾らない口調で語られています。

<残念ながら、長生きの秘訣もボケない秘訣も何もないのです。むしろ何もないのが秘訣と言ってもいいくらい。>(19頁)

とおっしゃるように、これが健康に良いですよ!といった話はあまりありません。
とはいえ、そこはやはり年齢のなせるわざ、淡々とした語り口の中にも説得力があります。

数字パズルや絵画を楽しんだり、3階の自宅には必ず階段を使って昇り降りする、料理も自分でする、日本酒も嗜む、パソコンも使う、バリアフリーにはしない、など身近にある小さな事を心がけておられることがよく伝わってきます。

なによりも、楽しもう、挑戦しよう、無理しない、という“自然体”なあり方。
こんなふうに歳を重ねたいなぁ、と思わされました。

<朝ごはんはパンでも果物でも何でもかまわないのです。健康や長寿のために必ず食べるものはありません。唯一決めているのは食べ過ぎないことです。>(42頁)

<食事で気をつけているのはよく噛むことです。消化をよくするのが目的ですが、噛むことによって脳の働きも刺激してくれます。>(56頁)

「食べもの」も大切だけど、「食べ方」はもっと大切なんだなと再認識しました。
ちなみに高橋先生は、80代でインプラント治療を受けておられるそうですよ。

<情報に振り回されることなく、からだの中から聞こえる声に耳をすまし、その声の言うことを優先して生きてきました。自然な、思うままの暮らしが私の健康を作っていることを知っていただけたと思います。>(157頁)

またひとつ、患者さんに紹介する本が増えました。

カテゴリー: 健康法, 書評
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