「鍛える」のではなく「動かす」ためのダンベル体操

2017-05-26

当院では、患者さんたちによくダンベル体操をご紹介しています。
肩こりが改善したり、姿勢が良くなるなど、効果を実感してもらえるので好評です。

ダンベル体操というと、頭上に持ち上げたり、肘を後ろに伸ばしたりする「筋トレ」的なメニューが思い浮かぶことでしょう。
しかし、当院のダンベル体操は、あくまでも「筋トレ」ではなく「体操」、つまり「鍛える」のではなく「動かす」ことを目指したものです。

「鍛える」と「動かす」は何が違うのか?

私は常々患者さんたちに、「鍛えるのではなく、動かすことを大事にしてくださいね」とお話ししています。両者は何が違うのでしょうか?

ポイントは、負荷をかけるかどうか、です。

動かすときに、

負荷をかける    = 鍛える(筋トレ)
負荷をかけない = 動かす(体操)

という位置づけです。

こる、痛む、しびれるなど、何らかの症状がある箇所は、筋肉が硬くなっています。
硬い筋肉にさらに負荷をかけて鍛えようとすると、筋肉はますます疲れてしまい、逆効果であることが少なくありません。

お医者さんに行くとしばしば、「筋肉が足りないから鍛えなさい」「筋トレして筋肉をつけなさい」と言われます。そこでは、この「鍛える」と「動かす」の違いが考慮されていません。

大切なのは、まず負荷をかけずに「動かす」こと、硬くなった筋肉をほぐしてあげることです。筋力よりも柔軟性、です。

もりたカイロ流ダンベル体操の特長

そこでおすすめしたいのが、ダンベルを使った体操です。
当院のダンベル体操は、次のような特長があります。

  1. 軽量ダンベルを使う
  2. 脱力してのびのびと行う
  3. ダンベルを振り子の重りのようなつもりで使う

1.軽量ダンベルは、女性は500グラム、男性は1キログラムをおすすめしています。
2.筋トレではないので、脱力しながら行います。そのため指先で軽く握れるウォーキングダンベルをおすすめしています。
3.振り子の重りのように使うことで、可動域がより広がります。

ダンベル体操の一例

では、簡単な体操をひとつご紹介しましょう。

【バケツ回し】

子どもの頃、水の入ったバケツを回しませんでしたか?(「回したことない」と言う人もおられましたが・笑)
あの要領で腕を大きく回します。

  1. 右手にダンベルをもち、左足を前にして前後にスタンスをとる。
  2. 大きく円を描くように後ろ回しで回す。(10回)
  3. 左手に持ち替え、スタンスも反対にして、同様に行う。

※腕が下にくるときに脱力し、リズミカルに、のびのびと行うのがコツです。
※ダンベルがすっぽ抜けないように注意しましょう。
※周囲に人や物のない広い場所で安全に配慮して行ってください。

軽量ダンベルは、負荷無くいろいろな動かし方ができます。
あまり小難しいことは考えず、のびやかに動かせる方法を見つけてみてください。
きっと効果を感じられることと思います。

カテゴリー: 健康法
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