だいたい母趾球辺りでOK

2017-06-09

当院では「歩き方」の指導に力を入れています。
その人の身体の問題点がもっとも表れるのが歩き方だからです。
逆にいうと、歩き方を変えていけば、身体が変わります。

どちらかといえば、足よりも上半身へのアドバイスが多いのですが、足に関して特に重視しているのは「母趾球辺りに乗る感覚」です。

よく知られるように、歩行時の荷重ポイントは、踵から入って足裏の小趾側を通り、母趾側に抜けていきます。(図1)
ところが、膝や足首、足裏、腰などに問題がある人の多くは、母趾球に体重が乗らず、小趾側に逃げてしまっています。

母趾球に荷重できるようになることが、正しい歩行に変わる第一歩です。

「母趾球辺り」といっているのは、あまりピンポイントでとらえてほしくないからです。
ピンポイントでとらえると、意識過剰になり不自然な歩き方になってしまいます。
足を4つに分割して、だいたい母趾球エリアに乗ればOKです。(図2)

「蹴ろうとしないで、母趾球に乗っかっていく感覚でいいですよ」ともアドバイスします。
蹴る意識が強いと足首に余計な力が入り、故障につながりかねません。
「母趾球にすっと乗ったら、そのまま次の一歩」くらいでよいでしょう。

靴底の外側の減りが大きい人は、母趾球に乗れていないはずです。
「だいたい母趾球辺りに乗っていく」ことを意識してみてください。

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